いよいよ冬本番な感じがしてきました。
朝晩の冷え込みが急に厳しくなってきましたね。
皆さんはアガベの冬越し対策は済んでいますか?
自分は今年、アガベを室内に取り込まないでも冬越しが可能なのか?という実験をしています。
なんでそんなことしているのか、それは「室内に植物を取り込める場所が減ったから!」
去年まで使用できた空き部屋が、子ども達の部屋になってしまったんですよ。
いずれは子ども部屋になる予定だった部屋。
とうとうその時が来てしまいました…。
マジでアガベの置き場所が無くなりました…
ということで室内に入れないでも対策すれば冬越しできるのか。
今年は実際にやって試してみることにします。
この記事以降に変化などがあれば、記事にしていきたいと思います!
鉢管理は屋外の棚に不織布のみをかけて防寒対策
12月4日現在、屋外のアガベや一部塊根植物達は、不織布のみをかけて防寒対策としてます。
不織布は100円均一で売っているもの。
長いので半分に切り、生地を折り重ねて6重くらいにし、アガベの上に直接かけています。
また、棚には専用の温室ビニールをかけています。
これは、風に少しでも当たらないようにするためにかけているので、ファスナーは締めずに開きっぱなしにします。
このような小さい簡易温室は管理が難しいです。温室代わりに使うのは個人的にはオススメしません
その他の入らないものは、気休めですがコンテナを高くして風よけにしています。
笹の雪やオバティフォリアなどの寒さに強い品種は、試験的になにもかけずそのままの管理です。
本格的な寒さになって約1週間、アガベにどんな変化が?
不織布をかけて1週間ほどが経ったので、影響の出ている株を見ていきます。
今回は耐寒性のないホリダも試験的に棚で越冬を試みています。
早速、寒さでストレスカラーが出てきていますね。
このホリダは用土を軽石100%と、とても辛めの用土で育てているので、越冬前からストレスがかかって葉色はあまりよくない株です。
そのためか寒さの影響がすぐに出てきているみたいですね。
厳しそうだったらすぐに室内に移動しないとダメになるかもしれませんね。
これはアズールモントレーとウェイクフィールド。
どちらもパリーホーチエンシスに似た感じになる株のようなので、勝手に寒さに強い品種なのかな?と思っていましたが、不織布をかけていたけどストレスカラーが出てきてますね。
これには原因が3つ考えられます。
- 寒さに強くない品種だった
- 夏の終わりに植え替えをした
- 株が大きくないから
寒さに強くない品種だった
単純に耐寒性のあまりない品種だったのかも。
どちらも正直あまり聞いたことがない品種のアガベなので、調べても詳しいことが出てきません。
去年は室内に取り込んだため、難なく越冬しましたが、屋外での越冬は厳しい品種なのかもしれませんね~。
夏の終わりに植え替えをした
春からの成長があまり良くなかったため、夏の終わりごろ植え替えをしました。
去年の夏前に家にきて、植え替えをしてからずっとそのままだったため肥料分がなくあまり成長しなかったんですよね。
なので冬が目前ではありますが、いけるだろうと植え替えをしました。
なので根張りがあまりよくできていないのも原因の1つかもしれません。
株が大きくないから
見ての通り2株ともあまり大きくない株です。
子株は中株や大株に比べるとやはり耐寒性は低くなります。
そのため寒さによる影響がすぐ出たのかもしれませんね。
実際のところストレスカラーが出た正確な原因はわかりません。
この株達はよく注意しつつもう少し様子を見ていきたいと思います。
不織布のみの冬対策、変化があればまた記事にします
筆者が試験的に試す、今年の不織布のみ越冬対策でした。
正直成功するか失敗するかはわかりません。
安全な冬越しを考えるなら、
- 室内に取り込む
- ビニールなどを張り、更に不織布などで防寒対策
- ハウスを持っているならハウスに入れる
などの対策を取るのがベストですね。
あくまで室内に取り込まないでの試験的なものなので、真似をするなら自己責任でお願いします。
このあとも細かく様子を見つつ、なにか変化があればまた記事にしていきますね。
アガベの冬越し対策の記事
コメントをどうぞ
コメント一覧 (2件)
ことさん、アガベにストレスカラーというものがあるのですね。知りませんでした。
カラーで状態がわかるなんて!
冬の寒さには弱いのですね。
屋外での防寒対策をする際にとっても参考になります。
>奈緒さん
ストレスカラーあるんですよ~
赤く色が変わる原理は紅葉と同じみたいです
アガベはほとんど葉っぱなので、冬になるにつれて紅葉しているんですね