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アガベとはどんな植物?「生きた彫刻」と呼ばれる多肉植物の魅力と特徴

アガベとはどんな植物?「生きた彫刻」と呼ばれる多肉植物の魅力と特徴

writer:因幡こと

最近の園芸ブームで、お洒落なインテリアショップや飲食店などで「アガベ」を見かけることが増えてきました。

でも、植物の中ではまだまだ認知度が低いのも事実。

アガベとはどんな植物か知らない人がほとんどです。

知っていても「サボテンみたいなもの?」「テキーラの原料でしょ?」くらいの認知ではないでしょうか。

実際、自分も植物に興味を持ったころは、どんな植物なのか全然知りませんでした。

そんな謎に包まれた植物、アガベ。

本記事では、アガベとはどういった植物なのか、なぜ今ブームなのかを解説していきます。

こんな疑問を解決
  • アガベとはどんな植物?(特徴・魅力)
  • テキーラやシロップに使われるって本当?
  • いつから日本にあるの?

こんな風に思っている人にも、そうでない人にも。
アガベの奥深い世界を知ってもらうことで、少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです。

このブログを書いている人

因幡こと

  • 「ソフトミニマル」の考えを発信
  • アガベ・パキポディウムの育成歴3年目
  • 自宅で321株以上の植物を育成中
  • 一番好きなアガベは「吉祥冠錦」
  • アニメ・読書・筋トレ好き
記事の内容(クリックできます)

アガベとはどんな植物?「生きた彫刻」の魅力

伊豆シャボテン公園の吉祥天

アガベとはなに?知らない人から見ると「そもそもどんな植物なんだろう?」と思いますよね。

葉にトゲトゲがあるし、アロエの仲間かなにか?と自分も最初は思いました。

結論から言うと、アガベは多肉植物の仲間です。

分類キジカクシ目
キジカクシ科・リュウゼツラン亜科
リュウゼツラン属
学名Agave
和名リュウゼツラン(竜舌蘭)
多肉植物ってなに?

乾燥した過酷な環境を生きぬくために、葉や茎・根などに水分をたくわえる機能をもった植物のこと。
アガベは葉に水分をたくわえています。

アガベの圧倒的な造形美「ロゼット」

アガベの最大の特徴は、その見た目。

成長すると先が鋭くとがり、縁にトゲをもつ肉厚な葉をまとった「ロゼット」を形成していきます。

茎は大半の種類で短く太いため、あまり表には見えず、根から直接葉が生えているように見えます。

重心が低いまま地面付近で葉を展開していくその姿は、まるで「生きた彫刻」のような幾何学的な美しさを持っています。

荒々しい環境が生んだ生命力の強さ

赤線を引いているのが大まかに分布している場所

アガベは以下の地域に生息しています。

  • アメリカ南西部
  • メキシコ
  • 中米諸国
  • 南米コロンビア・ベネズエラ
  • キューバ・ハイチのカリブ諸国

生息環境としてよくイメージされるのが砂漠です。

実際には海岸近くから標高2000m以上の高地にも生息しています。

伊豆の海岸沿いにも生息しています

自生地の写真では、岩肌のくぼみや断崖絶壁の崖などにも生えていたりします。

初心者でも育てられるアガベとは?日本で人気のアガベ代表種

アガベにはたくさんの種類があります。

その中で日本で特に人気があり、園芸として親しまれている代表的なタイプを少しだけご紹介。

チタノタ(Agave titanota)

チタノタ「姫巌竜」

鋭いトゲと厳ついフォルムが特徴。

現在のアガベブームを牽引している大人気種です。

アメリカーナ(Agave americana)

アメリカーナ黄覆輪斑

「アオノリュウゼツラン」とも呼ばれています。

お店の植栽や個人で作るドライガーデンなどで見かける巨大な品種です。

パリー(Agave parryi)

パリー「吉祥天」

和名「吉祥天」。

青白い葉と赤黒いトゲが特徴。

日本の冬にも耐え強靭さと美しさがとても人気。

なぜハマる?奥深いアガベの「コレクション性」

アガベの最大の魅力は、その静かで力強い佇まいにあります。

凛としたトゲと、規則正しく広がるロゼット。

日々の環境や育て方で少しずつ変化していくその姿は、まさに「生きた彫刻」。

葉の厚みや色合い、模様の一つひとつに個性が宿り、同じものは二つとありません。

数ある中から、自分の感性に響く「とっておきの一株」を選ぶ。

そんな宝探しのような時間も、アガベの楽しみと言えるでしょう。

詳しくおすすめの品種を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

アガベはテキーラの原料、使われるのは「ブルーアガベ」

テキーラの原料はサボテンと思われがちですが、実はアガベが原料です。

使用されるのは「ブルーアガベ(アガベ・テキラーナ)」という品種のみ。

テキーラを作るのに使われるのは茎の部分です。

茎を使用するので、アガベの葉は全部切り落とされます。

見た目がパイナップルのようなため、現地では「ピニャ」(スペイン語でパイナップル)と呼ばれています。

ちなみにテキーラは原産地呼称制度で保護されているお酒。

  • メキシコ国内の指定された州で作る
  • ブルーアガベを51%以上使用する
  • 2回以上蒸留すること
  • アルコール度数が35%~55%であること

厳しい条件をクリアしたものだけがテキーラと名乗れます。

注目されている甘味料【アガベシロップ】

最近、砂糖やメープルシロップの代わりに注目されている「アガベシロップ」。

原料はテキーラと同じブルーアガベから作られています。

最大のメリットは、「低GI食品」であることです。

Q.GI値ってなに?

A.グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の頭文字をとってGIといいます。
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示している数値。
数値が大きいほど血糖値のあがりやすさが高くなります。

【実食レビュー】アガベシロップってどんな味?

「健康に良くても、美味しくなかったら困る…」

私も気になったので、実際に購入して食べてみました。(コストコで購入)

結論は砂糖よりも甘くて使いやすい

個人的な感想ですが、クセやエグミなどはまったくなく、甘さは砂糖よりも強く感じました。

液体はサラッとしているので料理にも使いやすそうです。

私はホットケーキにかけて食べてみました。

かけるとすぐに生地に染み込み、お皿がベタベタになりづらい

美味しいし、使いやすいです。

無くなってからもリピートで購入してます。

⚠️ 注意点:食べ過ぎると当然太る
大さじ1杯(21g)あたり60kcal、炭水化物16gあるようなので、いくら低GIとはいえ食べ過ぎは注意ですね!

100年に一度?アガベの神秘的な生態

アガベには、その美しさだけでなく、神秘的な生態もあります。

アガベの別名「センチュリー・プラント」

アガベは成長がとても遅く、花を咲かせるまでに数十年もの時間がかかります。

開花の遅さから「100年に1度花が咲く」と間違って認識され、別名「センチュリー・プランツ(世紀の植物)」とも呼ばれています。

日本では遅くても30~50年ほどで開花することが多いです。

アガベは花が咲くと枯れる「一回結実性」

アガベは花を咲かせるとき、ロゼットの中心から花茎を高く伸ばしはじめます。

長い時は数メートルから十数メートルにも。

開花後はほとんどの場合、株は枯死してしまいます。

花を見るのはとてもレアなこと。

でも同時にその株とのお別れも意味します。

儚くてドラマチックな植物ですよね。

日本におけるアガベの歴史と名前の由来

最後に、少しだけアガベの歴史について触れておきます。

アガベの名前の由来

学名である「Agave(アガベ)」

スウェーデンの植物学者リンネが名付けました。

ギリシャ神話にでてくる「アガウエー(高貴な、の意)」という女性の名前をとって名付けたといわれています。

和名の「リュウゼツラン(竜舌蘭)」は、肉厚で鋭いトゲがある大きな葉を「竜の舌」に例えてつけられました。

アガベは日本にいつ来たのか?

日本に入ってきたのは意外と古く、江戸時代後期

園芸種として広がりだしたのは昭和になるころです。

さらに戦後のサボテンブーム(昭和30年代)以降、珍しいものも含めて海外から日本に入ってくるようになりました。

豆知識:なぜ「アオノ」リュウゼツラン?

伊豆シャボテン公園のアオノリュウゼツラン

もっともポピュラーな品種「アメリカーナ」。

和名では「アオノリュウゼツラン」と呼ばれています。

本来、品種名は「斑(ふ:模様)」が入っていないものを指すのに、なぜわざわざ「アオノ」とつくのでしょうか?

.斑って一体なに?

A. 元々の葉色と違った色になっているものをさします。

外的や遺伝的要因によるもので、斑の色は白や黄色が多い。

実は日本に輸入された際、斑入り品種が先に入ってきて「リュウゼツラン」という名前がつけられてしまいます。

そのため、後から来た基本種(斑なし)にあえて「アオノ」をつけるという逆転現象が起きました。

まとめ:アガベとは昔から現在まで人間と共存してきた植物

本記事では、アガベとはどういった植物なのかを解説してきました。

日本ではそこまでメジャーではないアガベ。

実は日本に昔から取り入れられ、海外では人間の生活に役立っている身近な植物でした。

日々の生活に少しづつでもアガベとの接点が増え、今より身近な植物になってくれたら、アガベ好きの1人としてとても嬉しいことです。

私も園芸としてアガベに触れたことで、生活が楽しくなり人との繋がりも増えました。

みなさんにも同じようになって欲しいと思っています。

興味を持っていただいて「アガベを育ててみたい!」と思った方には、以下の記事がおすすめです。

アガベとはどんな植物?「生きた彫刻」と呼ばれる多肉植物の魅力と特徴

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