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アガベの育て方【風編】風が与える効果や重要性などを詳しく解説

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アガベに風って当てたほうがいいの?
どんな効果があるのかな?
当てるなら強さやどのくらい当てればいいのか教えてほしい!

このような悩みに答えていきます。

こんな疑問を解決

  • アガベに風を当てる重要性
  • アガベに風を当てる効果
  • 風はどのくらいの強さがいいのか
  • どのように風を当てたらいいか
  • 風を当てる時間はどのくらいなのか

この記事を書いた人

こと

植物の趣味家ブロガー @ko10buki_plants

  • アガベ・パキポディウムの育成歴2年以上
  • 現在100株以上の植物を育成中

本記事では、アガベの育て方の1つ「風」について解説していきます。

アガベに限らず、植物は水・土・肥料があれば基本育てることができます。

では、なぜ風が必要なのでしょうか?

結論から言うと、アガベを健康に育てるために必要なんです。

それはなぜかを詳しく解説していきますね。

記事の内容(クリックできます)

【結論】風はアガベを健康に育てるためにとても重要

これは植物の呼吸の仕組みに関係しているんです。

植物は葉にある気孔から二酸化炭素を取り込み、光合成によって作られた酸素と水を体外にだしています。

これはアガベも同じで気孔から蒸散をすることで呼吸をしています。

アガベに風を当てることで蒸散の効率があがり、アガベが光合成によって養分を作りやすくします

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アガベに風を当てる6つの重要性

アガベを風に当てる重要性はこの6つの理由があります。

 1.アガベに風を当てないと空気が滞留してしまう

風を当てる理由の1つ目が、葉の周りに空気が滞留してしまうという点。

空気が滞留するとどうなるのかというと、光合成をするための二酸化炭素が足りなくなります。

人間も換気をしていない密閉した空間に長くいると、
空気がこもってなんとなく息苦しくなりますよね

植物も同じで空気の流れが無いと、気孔周辺の二酸化炭素が少なくなり光合成の効率が低下してしまいます。

2.アガベに風が当たらないと蒸散しにくくなる

アガベに風を当てる理由2つ目は、蒸散しにくくなるということです。

蒸散というのは、アガベが成長するために根から吸収した水と栄養素を光合成によって酸素と水に変化させ、水蒸気にして体外にだすこと。

この蒸散は葉にある気孔で行われています。

風が当たらないと、排出された空気が気孔付近に滞留して層をつくり、気孔から出される水蒸気を蒸散しにくくします。

蒸散しにくくなると、水の排出量が減ってしまうと同時に水の吸収も悪くなってしまうんです。

3.用土を乾きやすくする

アガベに風を当てる理由3つ目は、用土を乾きやすくするという点です。

風が当たることで用土が乾くのが早くなります。

個人的な体感ですが風が当たらない状態と比べると数日は変わってきますね。

用土が乾くのを早くすることで2つのメリットがあります。

土の粒の間に隙間ができる

用土が乾くことで土の粒の間に隙間ができるため、アガベが根っこを伸ばしやすくなります

水はけの良い用土は団粒構造になっているため、土の中に隙間が多くできます。

この隙間は水や空気が入りこみやすくなるので用土が濡れていると水が蓄えられます。

用土が乾くことで水分が無くなり、隙間ができるため根っこが抵抗なく入りやすくなり根張りがよくなります。

根腐れしにくくなる

風を当てて用土を早く乾かしてあげることで、水に触れている期間が短くなり根腐れを起こしにくくなります。

水道水は常温に置いておくと3日で腐りだすようです。

水やり後、用土内に水が長く滞留してしまうと、中の水も徐々に痛みだします。

そこに傷んだ根っこや古くなった用土などの腐りの原因があったりすると、腐りは加速していきますよね。

そのため用土を早く乾かすことは根腐れをしにくくなるという効果があるといわれています。

4.用土内に空気を送る

アガベに風を当てる理由4つ目、用土内に空気を送ることができます

アガベも根から酸素を取り込み呼吸をしているため、用土内に酸素が少なくなると酸欠状態になります。

そこへ風を送って用土内にも空気を入れてあげることで酸欠状態を解消できます。

アガベの用土は粒の荒い用土を使用していることが多いため、風を当てると用土の隙間に風が入り込みやすいです。

5.根を伸ばすサイクルを早める

風を当てて用土を乾かすことで根張りのサイクルを早める効果があります

根っこは水に濡れてから乾いた時に、水分が残っているところへ根を伸ばすという特性があります。

これは東北大学大学院生命科学研究科の高橋秀幸教授らのグループが研究で明らかにしました。

🔗植物の根が水を求めて伸びるしくみを発見-乾燥地で生きるために働く細胞群-

水やりをすると土の表面から乾いていき、鉢底は比較的最後の方まで濡れているため根っこは水を求めて下に伸びていきます。

伸びた後に用土が乾き、また水やりをして濡れることで根っこが水を求めて鉢内でさらに動きます。

そのためこの濡れる→乾くのサイクルを早くすることで、根っこが伸びる速度があがります

6.株や鉢の熱を下げる

風を当てることで太陽やLEDによって熱を帯びた植物や鉢を冷ますという効果もあります。

特に夏は気温が高くなり植物も鉢も高温になりがち。

そのため高温障害である葉焼けや株の蒸れが起きやすくなります。

風を当てることで用土の水分などが蒸発するときに気化熱を発生させ、株や鉢の熱を下げてくれます

アガベへの風の強さはそよ風くらいでOK

アガベに当てる風はどのくらいがいいのかわからないですよね。

風の強さは結論からいうと、そよ風くらいの弱い風で大丈夫です。

風速で表すと2~3m/sくらいで、

  • 顔に風を感じる
  • 木の葉が動く
  • 風見が動きだす
  • こいのぼりが泳がない

程度の強さになります。

そよ風くらいの強さでいい理由

これはあくまで葉の周りの滞留した空気を動かして循環させるために風を当てるからです。

循環させるのが目的なので一点に風を当てるというより、壁に当てたりサーキュレーターなどの首振りを使うなどをして角度を変えた動きのある風を当てたほうがいいと考えます。

また、風速は強くしたとしても蒸散の量は大きくは増えません

これは、愛媛大学農学部の教授である長谷場 徹也さんの「蒸散現象に関する解析的研究」という論文にて解析されています。

🔗「蒸散現象に関する解析的研究」2.4.蒸散に関する水蒸気輸送係数と風速との関係11

論文内容を要約すると、

蒸散は無風から数十cm/sの風速範囲で、風速とともに急激に増大するが、1m/s以上の風速になると増大程度が緩やかになる

ということが書かれていました。

つまりは、1m/s以上の風を当てたところで蒸散の量は大きくは変わらないということなんです。

それならば強い風を当てる必要もないですよね。

風を強くすると電気代もかかりますし、問題ないなら弱い風のほうがありがたいです。

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アガベへの風の当て方は人それぞれ

結論からいうと、強ささえ間違わなければお好きな当て方で大丈夫です。

アガベの風の当て方は正解というものがありません。

趣味家さんも人によって、植物へ直接当てずに室内・ハウス内で育成している方もいれば、風を直接当て続けて育てている方もいます。

これは育成している人によって、

  • 育成環境
  • 使用している用土
  • 水やり頻度
  • どういう完成形を目指しているか

など育成条件が変わってくるから。

なのでどれが正解というものはないと自分は思っています。

それに、人が思う以上に植物は強いです。

四六時中、強風が当たっていたりしない限り枯れることはないと思われます。

強さは前の章でお伝えした通り、そよ風程度の強さで大丈夫なので直接風を当てても問題ないと自分は考えます。

ちなみに筆者はサーキュレーターを
首振りにして株と壁を交互に当てています

アガベへの風を当てる時間

特になにもないようだったら風は24時間当てていたほうがいいと思います。

実際の自分の育成環境では24時間ずっと風を当てっぱなしなのですが、今まで特に影響は出ていません。

冬の寒い時期も同じように当てていましたが冬場でも枯れるなどの影響はありませんでした。

ただし、

  • 電気代が心配
  • 風に当たるのが苦手
  • 家族に理解されない

など植物以外のことで支障があるようでしたら無理に当てなくても大丈夫です。

まとめ|アガベの置き場所は風通しの良いところへ置こう

本記事ではアガベになぜ風が必要なのかを解説してきました。

結論

風はアガベを健康に育てるためにとても重要

この記事の内容

アガベに風を当てる重要性は6つありました。

このことからアガベに風を当てるのは健康に育てるためにとても重要なことなんです。

実際、常に風を当てて育てている株は動きは緩やかになりますが成長点は太くなり伸びずに育っています。

逆に子株で葉数を増やしたい株は、根っこを増やすために風を当てて用土を早く乾かして、水やり頻度をあげて育てています。

株によってどう育てたいかをよく考えながら風を上手く使うことで、ワンランク上の園芸ができるんじゃないかなと思っています。

ぜひ実際に風を当ててみて違いを感じてみてくださいね!

この記事が参考になったらとても嬉しいです。

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