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BRIM PANEL Xを徹底レビュー!取り付け例や気になる照度も解説

BRIM PANEL Xを徹底レビュー!取り付け例や気になる照度も解説

writer:因幡こと

この記事で分かること
  • BRIM PANEL Xの特長
  • どんなメリット・デメリットがあるのか
  • 実際に使用してみて気になったこと
  • 他の製品との違い
  • PANEL Xを販売しているのはどんな会社なの?

本記事では、BRIMさんから2024年5月に発売された植物育成パネルライト「BRIM PANEL X」について解説。

内容は以下の通りです。

  • 特長(メリット・デメリット)
  • スペック
  • 実際に買って使ってみた感想
  • 他の商品との比較

2023年に発売されたPANEL A。

アガベ界隈でも話題となり使用している趣味家さんも多い育成ライトです。

そのPANEL Aの上位モデルが発売されました。

その名は「BRIM PANEL X」。

この記事を書いた2024年7月現在、Amazonのみで販売されています。

  • 価格重視の「PANEL X 281B PRO」
  • 機能性重視の「PANEL X 301H」

2つのラインナップがあり、各モデルごとに2種類の色温度を選べます。

  • 安価なBRIM PANEL Aではちょっと物足りない・・・
  • もっと良い性能のパネルライトを使ってみたい
  • 高性能LED搭載のパネルライトを使用して電気代を少しでも抑えたい

このように考えている方にとてもおすすめなパネルライトです。

パネルライトの比較記事はこちら!

記事の内容(クリックできます)

【結論】植物育成にかなり特化した、コスパもいいおすすめパネルライト

BRIM PANEL X」は、BRIMさんの今までのノウハウを詰め込んでいる、植物育成のために特化したパネルライトです。

高性能LEDライトを搭載しているのにこの価格で販売できるのは、BRIMさんの本気度を感じます。

このライト最大の魅力は「植物育成のために必要なものを網羅した」という点。

機能性重視の「PANEL X 301H」には、植物育成に特化したサムスンの高性能LEDチップを搭載。

このチップにより効率よく植物を育てられます。

また、無段階調光機能も搭載。

どんな高さでも好みの照度で光を当てられます。

耐久性や防水機能も万全、安全面にも配慮されています。

PANEL Xの特長とメリット

PANEL Xの特長とメリットを詳しく解説していきます。

\公式販売サイトで高評価☆4.8/

独自チップ配列による照度の分散化を実現

公式サイト:https://brimtokyo.jp/

価格重視と機能性重視の2つのラインナップ

PANEL Xは2つのラインナップがあります。

  • 価格重視の「PANEL X 281B PRO」
  • 機能性重視の「PANEL X 301H」

2つの違いは以下のとおり。

  • 搭載されているLEDチップ
  • LEDチップの数
  • 重量
  • 消費電力
  • パネルライトのサイズ

違いを比較するために2つのラインナップに加え、下位モデルのPANEL Aとの違いを表にまとめてみました。

スクロールできます
PANEL X 301HPANEL X281B PROPANEL A
商品画像
光源サムスンLM301HサムスンLM281B+Pro不明
スペクトルフルスペクトルフルスペクトルフルスペクトル
LED数252170252
消費電力Max 100WMax65W45W
入力電力100V AC50/60Hz100V AC50/60Hz
寸法L29.4cm×W27cm×H4.8cmL27.0cm×W27.0cm×H4.8cmL30cm×W30cm
重量1.72kg1.54kg0.4kg
調光機能無段階調光 15%-100%無段階調光 15%-100%なし
定格寿命50,000時間50,000時間30,000時間
Ra909090-94
本体からの
コードの長さ
1.8m1.8m2m
認証PSE/ETL/CE/FCC/IP65PSE/CE/FCC/IP65PSE
製品保証2年保証2年保証1年保証
税込価格\11,824\8,976 \3,946
BRIM公式より

大きく違うのがLEDチップ性能です。

機能性重視の「PANEL X 301H」は植物育成に特化したサムスンLM301Hチップを搭載。

価格重視の「PANEL X281B PRO」はサムスンの高機能LED、サムスンLM281B+Proチップが使用されています。

どちらもサムスンの高機能LEDが使われていますが、機能性重視の「PANEL X 301H」はより植物育成に最適なパネルライトです。

 

もう一つの違いがLEDチップの数。

価格重視の「PANEL X281B PRO」は「PANEL X 301H」の約3分の2まで減少。

チップ数の量の差から、消費電力の違いもあります。

また、パネルライトのサイズの違いから重量にも多少差がありますね。

ここからは筆者が購入した「PANEL X 301H」を中心に解説していきます。

園芸専用LEDチップ、SamsungLM301H搭載

PANEL X 301Hは植物育成に特化したサムスン製の高LEDチップLM301H」を搭載。

サムスン製LED「LM301H」は、以下のような特長があります。

  • 高効率→1ワットあたりの光出力が非常に高い
  • 植物育成向け→植物の成長に合うように設計
  • 低発熱→熱による植物へのストレスを低下
  • 高い信頼性→サムスンLEDは高品質・長寿命
  • 長寿命→熱を逃がす設計により内部の劣化を遅らせる

独自チップ配列による照度の分散化

PANEL Xは、植物に当たる光の分散化を実現。

LEDライトの配列を工夫し、パネルライトの弱点である中心部の急激な照度上昇を抑えています

従来のパネルライトは照射に重なりにより、中心部と周辺部では照度に大きく差が出てしまう。

これを解消するため、パネル周辺にLEDを多く配置。

配列の工夫によって、近距離で照射時に周辺の照度を3,000ルクス向上しました。

こだわりの明るさ調整、無段階調光15%-100%

PANEL Xは無段階の調光ダイヤル付き

調光ダイヤルにより、最適な光環境を調節できます。

調光範囲は15%~100%と幅広く調整可能です。

  • 調光を弱くし距離を近づける→省電力
  • 距離を離して高出力→広範囲に照射

のような使い方もできます。

高出力時の注意点

高出力で近距離での照射は葉焼けの原因になります。

また、ドライバとパネルが60℃近くの高温になります。

使用には問題ありませんが、かなり熱くなるため素手で触れないように注意してください。

柔軟な設置方法

PANEL Xは柔軟な設置方法に対応。

取り付け例は以下の3点です。

  • S字カラビナでラックに取り付ける
  • フックワイヤーを使用する
  • 上段の棚にパネルライトをのせる

PANEL XはS字型カラビナが4本付属

取り付け柱にカラビナをつけることで、ラックにそのままつけることも可能です。

特徴的な取り付け柱があることで、上部にあるドライバが棚に干渉せずに取り付けられます。

【設置例】上段の棚にパネルライトをのせる

棚の1番上になにも乗せないという場合の設置例。

ですが、下からLEDチップをみてみると、

このようにLEDチップと棚が重なってしまう部分ができてしまう場合があります。

これではパフォーマンスが低下しそうです。

この照射方法、個人的には微妙…。

最適化されたスペクトル

PANEL Xは独自の植物中心フルスペクトルを採用

これは植物が太陽光に近い光を受け取ることができるという意味です。

色温度によってLEDチップの割合が変化しているため光の波長も変わります。

PANEL X 301HとPANEL X 281B PROの色温度ごとの波長グラフは下記の通り。

選べる2種類の色温度

温かみのある白色
白色が強い昼白色

PANEL Xは白色昼白色、2種類の色温度を選べます

昼白色のライトの色味は自然な白色

青い波長の割合が多く配置されています

 

白色はライトの色味が温かみのある色

青い波長と赤い波長両方の割合が多めになっています。

優れた耐久性

PANEL Xは二重アルミにより、放熱性・耐久性を強化

安価で人気のあった「PANEL A」でも使用されているアルミ基板は、単体でも優れた熱伝導率と放熱性を備えています。

PANEL Xでは、さらに放熱専用のアルミ板を組み合わせました。

2重にすることで、LEDから発生する熱を効率的に外部へ逃がす。

その結果、製品全体の放熱性を大幅に向上しています。

耐久性と安定性が強化されて、高出力仕様に耐えられる設計に改良されました。

全面防水保護処理と防水規格IP65

PANEL Xは製品の各部に防水処理が施されています

これは湿気や水がかかる環境でも安心して使えるようにするためです。

電気製品の防水・防塵性能規格はIP65となっており、

  • 防塵形なので粉塵が内部に侵入しない
  • いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響がない

とされています。

防塵性能の等級表
防水性能の等級表

また、防水仕様のLEDドライバには過電流保護機能が搭載

ショートによる火災事故などの危険性を回避します。

安心の製品保証2年

PANEL Xは標準で2年間の製品保証つき。

一般的に製品保証は1年が多いのですが、2年間の保証が最初からついているのはとてもありがたいですね。

保証期間は注文日から

問題があった場合、カスタマーサポートへ連絡をすると専任スタッフの方が対応してくれます。

PANEL Xのスペックと内容品

公式サイトに表記されているBRIM「PANEL X」のスペックは以下の通り。

スクロールできます
PANEL X 301HPANEL X281B PRO
商品画像
光源サムソンLM301HサムソンLM281B+Pro
スペクトルフルスペクトルフルスペクトル
色温度4000K-4300K(白色)4000K-4300K(白色)
5500K-5700K(昼白色)5500K-5700K(昼白色)
LED数252170
消費電力Max 100WMax65W
入力電力100V AC50/60Hz100V AC50/60Hz
寸法L29.4cm×W27cm×H4.8cmL27.0cm×W27.0cm×H4.8cm
重量1.72kg1.54kg
調光機能無段階調光 15%-100%無段階調光 15%-100%
定格寿命50,000時間50,000時間
Ra9090
本体からの
コードの長さ
1.8m1.8m
認証PSE/ETL/CE/FCC/IP65PSE/CE/FCC/IP65
製品保証2年保証2年保証
価格\11,824\8,976

色温度の注意点
色温度は白色と昼白色があります。
白色のほうが暖色に近く赤みのあるので購入の際に注意が必要。

製品に入っている内容品は以下の通りです。

  • ライト本体
  • フックワイヤー×2本セット
  • ロープラチェット×2本セット
  • 取扱説明書
  • 保証カード

ライト本体

PANEL Xのライト本体

パネル中央に調光機能付きドライバーが取り付けられています。

調光ボリュームは15~100%に調節可能。

15%以下にするとライトをOFFにできる仕様です。

パネル上部は黒色でマットな感じ。

電源コードはスイッチ等がなく、ストレートな構造になっています。

フックワイヤー×2本セット

パネルを吊るために使用します。

取り付け部にカラビナをつけ、ワイヤーフックをつけて吊るようです。

ロープラチェット×2本セット

パネルライトにつけたワイヤーフックやカラビナを吊るために使用します。

ラチェット付きなのでお好みの高さに調節可能です。

吊り下げ用S字カラビナ

パネルライト上部の取り付け部につけるカラビナ

このカラビナを仕様しないと、棚とドライバーが干渉してしまいそうです。

取扱説明書・保証カード

PANEL Xの取扱説明書と保証についてかかれている用紙です。

製品仕様や内容品、取り付け方法の例などが書かれています。

PANEL Aの時には書かれていなかったロープラチェットの使い方も書かれていますね。

PANEL XのPPFDマップ

公式サイトに表記されているPPFDマップを添付。(タブで切り替えられます)

20cmと30cmの距離でのPPFD値の違いをよく確認してください。

PPFDってなに?

PPFDとは植物が光合成を行うために利用可能な光の量を表す指標です。

光合成光量子束密度(Photosynthetic Photon Flex Density)の頭文字を取ったもので、

単位は「mol/ m2・s」で表されます。

植物が光合成に利用する波長の光を、一定時間・一定面積内に受ける光の粒の量を表しています。

PPFDマップの見方は、コマ内上段の白い数値が照度、下段の赤い数字はPPFDの数値です。

製品や計測器の個体差、計測方法や表記基準により実際との差異はありますので参考までに。

 

公式サイトでも表記がありますが、照射距離が近くなるほど照射の重なりにより中心部の数値が高くなり、距離を離すと照度の差は徐々に小さくなります。

調光を最大にして近距離で照射すると中心部ほど葉焼けのリスクが上がるということに注意しないといけないですね。

PANEL Xのデメリット

PANEL Xを使用してみて感じたデメリット

それは以下の2点です。

ドライバー一体型なので重い

PANEL Xは持ってみるとずっしりとした重みがあります

これは、調光機能付きドライバーがパネルライトにネジでつけられているから。

2枚のアルミパネルが重ねているためさらに重みが増しています。

安価なカラビナや結束バンドなどで取り付けると、場合によっては重みで落ちてしまう危険性もあります。

取り付ける際は付属されているものを使用することをおすすめします

取り付け部の向きが固定

パネルについているカラビナやワイヤーの取り付け部分は可動しません。

なので、カラビナで取り付ける際に向きの制限がありそうです。

これは、この後に書いた実際に棚に取り付けをしたときに気づきました。

改善するには、以下の3つが考えられます。

  • もう1つカラビナを使用する
  • フックワイヤーで取り付ける
  • パネルライトの向きを90度変える

取り付け部が90度動いてくれるとありがたいですね。

PANEL Xを実際に購入してみた

私もとても気になっている「PANEL X

ということで実際に購入してみました

購入したのは植物育成に特化したLEDチップ搭載のPANEL X 301H昼白色(5500K-5700K)。

ここからは、商品到着~開封、パネルライトの設置具合、実際に使用してみての光の当たり方や照度なども解説していきますね。

商品到着~開封

まずは届いた状態から。

ゆうパックで届きました。

結構大きめな箱です。

では、早速箱をあけてみます。

箱の中はこのような感じでした。

横ずれしないように緩衝材が入っています。

製品上部には何もなかったので、上下の動きと上に物が乗ったときはちょっと心配な部分がありますね。

商品パッケージ。

多肉植物が描かれていて、PANEL Aより少し凝っていますね。

ではパッケージを開けていきたいと思います。

第一印象はとても梱包がしっかりしている。

ドライバーや内容品ごとに型どられた緩衝材でしっかりと区切られて、箱の中でズレない工夫がされています

緩衝材を取り除きました。

下側もプラスチックのトレーに入れられ、側面に傷をつかないよう対策

されにズレないようにスポンジで固定されています。

内容品やコードで傷がつかないように、薄いスポンジが敷かれ、とことん傷がつかないようにしてあります。

梱包に関しては言う事無しですね。

パネル部分の構造

次はパネル部分を見ていきます。

LEDチップの配置は公式でも書かれている通り、外側に多くチップが配列されています

この配置により、中心部との光量の差を緩和しているんですね。

ドライバーを固定するためのネジ部分は白いキャップがつけられています。

キャップのおかげで床においてもLEDチップが直接当たらないという副産物も。

あまり置くことはないと思いますが、不意に壊す危険を軽減してくれそうです。

パネル上部とドライバー部分の構造

次にパネルとドライバー部分です。

PANEL Xはパネルにドライバーがネジ付けされています。

取り付ける際にはドライバーの高さ分の隙間をあけないといけないですね。

実際に測ってみたらパネルからドライバーの上までで3.8cmありました。

なので、隙間を約4cmはあける必要があります。

PANEL Xは上部にあるこのでっぱりが特徴的。

これは付属しているカラビナやフックワイヤーを取り付けるためについています。

カラビナはこのような感じで簡単に取り付けられます。

すごいと思ったのが、カラビナをつけるだけでドライバーが当たらないという点。

よく考えられているなと思いました。

私はこの組み合わせで棚に取り付けます。

調光用のボリュームは少し重め

細かな調整ができ、間違えて触れても一気に回ってしまう心配は少ない作りになっていますね。

実際に棚に取り付けてみる

実際に棚に取り付けていきます。

取り付け方は上部の棚にカラビナで直接取り付ける方法を採用。

まずは左側を取り付けました。

カラビナも大きく取り付けやすいです。

反対側も取り付けていきます。

ここで問題発生

棚にうまくひっかけられる場所がありません。これは想定外。

 

取り付け部が回らないかと少しひねってみましたが、動きません。

画像のように、棚の横に走る棒に無理やりつけてみました。

なんとかついたのですが、棚が曲がる可能性とカラビナが外れるかもという不安感があります。

パネルライト自体が重いため、万が一落ちたら植物に大ダメージです。対策を考えます。

【対策1】カラビナにワイヤーフックのフック部分のみを取り付けてみた

なんとかならないかと試しに付け方を変更してみました

変更点はカラビナにワイヤーフックについているフック部分のみつけるというもの。

つけてみるとこんな感じに。

これならどの位置でも取り付け可能、ですが上の棚との隙間が8.5cmも必要になりました。

これでは棚を上げないと照射距離が近く植物が葉焼けの危険性が上がります。

これとは別に結束バンドでの固定も考えました。
ですが、パネルライトが重いため危ないという結論になりました。

【対策2】ハの字型に取り付けてなんとか完了

付け方を色々試した結果、カラビナでの付け方を少し変更し、なんとか取り付けられました。

方法はカラビナをハの字型に取り付けただけ。

棚の縦に走る棒の間隔が狭かったため、この付け方しかできませんでした。

ただし、この方法は私の使用している棚の形状だからつけられたようです。

どの棚でも可能というわけではなさそう。

 

棚の縦に走る棒の間隔を測ってみたら18cmでした。

なのでこの付け方は18cm未満の間隔ではドライバーが棚に当たり取り付けできません。

 

この取り付けで考えられる注意点が以下の2つ。

  • ドライバー上部の植物に影響があるかもしれない
  • ドライバーの上にものがあると、ドライバーが必要以上に熱くなる

この2点が気になったので、上部を実際に手で触って確認してみました

確認した条件は調光45%程度、室温33℃で照射から8時間経過時点。

手を触れてみたらドライバー上部の棚付近はほんのり熱を感じる程度

スチール製の棚自体もほんのり温かくなっていました

触れないくらいまで熱くなる訳ではなさそうです。

この状態で取り付けた場合、上段の棚の下からパネル部分までは3cm

思ったより省スペースで取り付けられました!

私が今取り付けているPANEL Aの高さを測ってみると、

下段にフックで取り付けている状態で2.5cmです。

大体同じくらいの高さで取り付けられています。

PANEL Xの照射具合を確認

PANEL X 301H照射範囲ごとの光のあたり具合と照度を確認してみます。

調光ボリュームに表示されている25・50・75・100%の順に照射。

照射時に照度計でパネルの中心部の照度を測ります。

パネルライトから植物までの距離はすべて15cmで統一

結果のみを知りたい方は下の表を確認してください。

照射の強さ照度(単位:ルクス)PPFD(単位:μmol/m²/s)
25%約38,400645.12
50%約65,3001097.04
75%約81,5001369.2
100%(MAX)約87,5001470.0

最初に比較のため、消費電力45Wの下位モデル「PANEL A」を測ってみます。

同条件でのPANEL Aの照度は約41,600ルクスでした。

照度からPPFDを計算すると698.88です。

調光ボリューム25%で照射

最初は調光ボリューム25%で測定

見た目はこのような感じ。

色温度が昼白色のため明るく見えますね。

調光25%の照度

調光25%での照度は約38,400ルクスでした。

PPFDの値は計算すると645.12です。

イメージとしては晴天の日の午後3時以降、そろそろ日が暮れてくるころの照度ですね。

25%ではPANEL Aよりも照度は弱いようです。

調光ボリューム50%で照射

次に調光ボリューム50%です。

照射されているチタノタを見ると、だいぶ明るさが変わっていますね。

肉眼でみると、50%照射でも写真よりかなり明るく見えます。

調光50%の照度

照度を測ると、約65,300ルクスを計測。

PPFDの値は1097.04でした。

イメージとしては晴天の日の10時頃、日が高くなりだしてくるころ。

このくらい照度があると植物の光合成も活発になりそうです。

調光ボリューム75%での照射

次に調光ボリューム75%での照射をしてみます。

このくらいから葉焼けの心配が出てきそうですね。

チタノタはさらに明るくなり、手前にある塊根植物のペトペンチア・ナタレンシスも明るく見えます。

調光75%の照度

照度は約81,500ルクス出ていました。

PPFDの値は1369.2です。

気になったのでこの日の外の直射日光も測ってきました!

夏の直射日光の照度

2025年7/月20日(土)時刻13:00頃、すごく晴れていてとても暑い日でした。

この照度計で85,400ルクス

調光ボリューム75%での照射は夏の直射日光と同じレベルといえます。

調光ボリューム100%(MAX)での照射

最後に調光ボリュームMAXでの照射です。

もうビカビカです。

肉眼だと眩しすぎますね。

手をかざすだけでも熱を感じるので、この距離でのMAX照射は葉焼けすると思います。

近くで見てみるとパネル下はまんべんなく光が行き届いています。

育成ライトとしては申し分ないくらいの性能ですね!

調光ボリュームMAXでの照度を計測。

なんと約87,500ルクス

PPFDの値は1470.0でした。

さっき測った夏の直射日光を超えてました

これはすごい・・・。

ということで流石にMAX照射は葉焼けが怖いためすぐに弱くしました。

PANEL Aと使用電力量を同じにして使用してみた

PANEL X 301Hを、下位モデルPANEL Aと同じ使用電力量で照射してみます。

どのくらい性能の違いがあるのでしょうか。

結論、「PANEL X 301H」のほうが同じ使用電力量でも高い効率で光を照射します

照度・PPFDも高くなるという結果でした。

実験の様子を解説していきます。

PANEL Xの使用電力量をPANEL Aと同じ45wに調光する

同じ電力量での照射をするため、PANEL X 301Hの調光機能でPANEL Aと同じ45Wになるように調節します。

正確に電力量を測る機器はもっていないため、使用しているSwitchBotのアプリを見て合わせます。

あくまで参考程度です

ボリュームを調節し、PANEL Aの最大消費電力である約45Wに合わせました。

ボリュームの目盛りは約47%あたりです。

PANEL Aの照度を測ってみる

下位モデルPANEL Aのみ照射

次にPANEL Aのみ点灯し、実際の照度を測ります。

計測する場所はパネル中央部、約20cm離した高さです。

測ってみたところ、約42,600ルクスでした。

PANEL X 301Hの照度を測ってみる

次にPANEL X 301Hのみ照射

次に同じ条件でPANEL X 301Hの照度も測ります。

結果は…。

照度は約52,700ルクスを計測。

PANEL Aよりも約10,000ルクス高いという結果でした。

ということはPANEL Xを使うと、使用電力も減らせますね

同じ使用電力量で数日間照射したら葉焼けをした

PANEL Xを取り付けてから数日の間。

PANEL AとPANEL X 301Hを同じ使用電力量で照射してみました。

照射する植物の棚の高さや時間はどちらも同じ条件です。

同時に照射開始してから4日経ったころ、変化に気づきました。

アガベと一緒に並べていたアデニア・グラウカの葉っぱが焼けています

枝挿しの方も、ライトに近い上部の葉っぱの元気がありません。

PANEL AからPANEL Xに切り替えたことで照度が上がり、葉焼けをしてしまったと考えられます。

この点からみてもPANEL Xのほうが光効率がいいパネルライトということがわかりますね。

PANEL Xを他の製品と比較

PANEL Xを他のパネルライトと比較してみます。

比較するのは以下の5つです。

違いをわかりやすくするため表にしてみました。

下位モデルと近い性能のパネルライトはこの5つ

スクロールできます
商品名PANEL A 45WPANEL X281B PROPANEL X 301HGL-BOARD 5000怪獣フレア301
商品画像
光源Sanan Optoelectronics SMD2835サムスンLM281B+ProサムスンLM301Hサムスン LM301HサムスンLM301H
スペクトルフルスペクトルフルスペクトルフルスペクトルフルスペクトルフルスペクトル
LEDチップ数252170252252288
IR
UV
消費電力45WMax 65WMax 100WMax 100WMax 120W
入力電力100V AC50/60Hz100V AC50/60Hz100V AC50/60Hz100V AC50/60Hz100V AC50/60Hz
寸法L30.0cm×W30.0cmL27.0cm×W27.0cm×H4.8cmL29.4cm×W27.0cm×H4.8cmL29.4cm✕H27.0cmL35.0cm×W35.0cm×H5.0cm
重量0.4kg1.54kg1.72kg1.6kg2.76kg
調光機能なし無段階調光 15%-100%無段階調光 15%-100%4段階調光無段階調光
定格寿命30,000時間50,000時間50,000時間36,000時間50,000時間
Ra90-949090不明不明
本体からのコードの長さ2m1.8m1.8m不明2.2m
認証PSEPSE/CE/FCC/IP65PSE/ETL/CE/FCC/IP65PSE/ETL/CE/IP65PSE/IP54
製品保証1年保証2年保証2年保証1年保証1年保証
税込価格\3,946\8,976\11,824\11,865\22,800

上記表を見てもらうと分かる通り、1万円を超えてくるパネルライトはサムスンLM301HのLEDが搭載されていますね。

「怪獣フレア301」はLM301H搭載モデルの中では価格がほぼ倍。

そのぶん他のLM301H搭載モデルよりサイズやLEDチップ数、消費電力などが頭ひとつ抜けています。

それ以外のLM301H搭載モデルである「PANEL X 301H」と「GL-BOARD5000」はサイズ・LED数がほぼ同じで重さも対して変わりません

比較すると「PANEL X 301H」は無段階調光・定格寿命が長い・製品保証が2年となっているのに価格が現時点では搭載モデルではわずかな差で最安値となっています。

BRIMさん、完全に「GL-BOARD5000」を意識して作ってる感じがしますw

PANEL Xの口コミ

PANEL Xの口コミはどのような感じか調べてみました。

Amazonカスタマーレビュー

2024年8月29日現在、Amazonのカスタマーレビューでは評価が☆4と5のみ、総合評価4.8と高評価でした。

スクロールできます
PANEL X 301H(4000K-4300K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • 上から満遍なく光を当てられ、光の届く範囲も広い(光のおこぼれで周囲の植物の育ちも良い)
  • 光を強くするほど太陽の様に暖かくなります
PANEL X 301H (5500K-5700K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • 全開にすると目を閉じていても眩しいほどの凄まじい光量です
  • 水草水槽の照明として使っていますが点灯開始から数分で水草が光合成をおこない始めました
  • ゴム脚がついているので吊り下げ、ガラス葢に直置きどちらでも使用できました
  • 吊り下げ用の付属のワイヤーやカラビナも高品質な物で強度もしっかりあります
  • 育成する植物が少ない時など省電力で運用したい場合には照度を下げて近距離で照射するという使い方もできる
PANEL X 301H (4000K-4300K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • 2年保証あるんで安心
  • 調光出来ない無いパネルだとシェードす るか高さで調整なんだけど、本品ダイヤ ル回すだけなんで後回しにせずすぐ実行 できるのが自分自身へのストレスにかか らず良い感じ
PANEL X 301H (4000K-4300K)
総合評価
( 4 )
メリット
  • 光の当たり方も良かったので植物の育ちも良さそうです
デメリット
  • 調光ダイヤルが付いているユニットは結構熱くなりました
PANEL X 281B PRO (5500K-5700K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • 通常のLEDと違い育成に必要な紫外線等が含まれていますので特に室内で植物を育成する際には大きな効果を発揮します
  • PPFDを測定するPARメーターで測定してみたところ最小で約132最大で1,200が測定できました。 (商品説明にあるPPFDマップとは距離が違いますのでこちらの方が高い値が出ています)
  • 吊り下げ用のワイヤーと金具もかなりしっかりとしておりコントローラーも滑らかに動きます
  • 防水性能はIP65ですので多少濡れる程度であれば問題はありませんが屋外で使う場合はビニールで囲った棚などの中で利用すると良いと思います
  • 越冬をさせる必要のある植物の場合は相応に発熱しますので暖房効果も期待できます
PANEL X 281B PRO (5500K-5700K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • 上位モデルの301Hとあわせてサムスンの高性能LEDなので品質の高さが伺えます
  • 上位モデルと比べると光効率が落ち発熱量が上がるものの、実際に使ってみると室温が明らかに上がったような影響はあまり感じられませんでしたので気にするほどではないと思います。
  • こちらの方が小型で消費電力抑えめなので使い勝手はこちらの方が気に入ってます
PANEL X 301H (4000K-4300K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • それぞれにスポット型ライトを用意するのは難しくパネル型ライトを導入しました
  • 複数の株を育てるのにだいぶ使い易くなっています
  • 梅雨前に欲しかったなと悔やまれるぐらい良いパネル型ライトだと思います
PANEL X 301H (4000K-4300K)
総合評価
( 5 )
メリット
  • 個人で持つには少々オーバースペックかと思われるくらい本格的なLEDライト
  • 防水なので室外で運用することが可能
  • 暑すぎて直射日光を当てたくないような場合でも使え、日陰で制御された光を照射することで安定した品質の栽培ができると思います

Xでの口コミ

スクロールできます

PANEL Xを販売しているのはどんな会社?

PANEL Xを販売しているBRIMという会社はどのような会社なのかを調べてみました。

運営会社BRIM合同会社(BRIM LLC.)
設立2022年4月22日
事業内容植物用育成ライトをはじめとする自社商品の企画・販売、商品の共同企画、開発
取引銀行みずほ銀行 築地支店
代表ZHU ZI
所在地〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル9F

BRIMは2022年4月22日に設立された比較的新しい会社のようですね。

主に植物用育成ライトの自社商品を企画・開発し販売しています。

まとめ|サムスンLM301H搭載モデルの中でも高機能で安価な製品

BRIMさんから新発売されたパネルライト、「PANEL X」についてレビューしました。

サムスンLM301HのLEDを搭載したパネルライトはいくつか発売されていますが、今までの製品で足りなかった部分を取り入れてくれた素晴らしい製品だと思います。

園芸初心者から上級者まで幅広く使用できるおすすめのパネルライトです!

有名パネルライト21製品の比較記事はこちら!

下位モデル「PANEL A」を詳しく解説しています。

PANEL Xが意識している「GL-BOARD5000」もこちらで解説しています。

参考サイト

🔗植物生産における光に関連した単位(照度からPPFDを計算できるサイト)

BRIM PANEL Xを徹底レビュー!取り付け例や気になる照度も解説

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