HaruDesignさんより新発売された「GL-BOARD 5000」
今までスポットライト型を発売していましたが新しくパネルライトが登場しました
また、アガベ界隈で話題になりそうなこの「GL-BOARD 5000」はどういった性能なのか?
この記事では最近話題となった
- BRIM「PANEL A」
- Kaiju Plant「怪獣フレア301」
この商品と比較をしてみたいと思います
こんな方へ向けた記事
- 「GL-BOARD 5000」がどういう商品か知りたい
- 話題の他製品との違いを知りたい
このような内容の記事です
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アガベの育て方で光について知りたい方はこちらの記事がオススメです
製品名「GL-BOARD 5000」の概要
商品ページの表は以下のとおりです
光源 | SAMSUNG LM301H |
スペクトラム | フルスペクトラム380nm-780nm |
入力 | 100V 50/60HZ |
パネルサイズ・重量 | 30cm✕27cm・1.6kg |
調光 | 25%/50%/75%/100%(100w)/OFF |
ライトの寿命 | 36000時間 |
力率 | >0.95 |
認証 | PSE/ETL/CE/IP65 |
保証 | 1年間標準保証 |
消費電力は100%で100wになっています
価格
HaruDesignオフィシャルサイトにて11,487円(1月27日時点)
1月27日現在では
- HaruDesignオフィシャルサイト
- Amazon
- 楽天
こちらにて販売しています
Amazon・楽天よりもオフィシャルサイトのほうがいくらか割安で購入できるようです
サイズと重量
パネルサイズは30cm×27cmでやや長方形になっています
重さは1.6kgと調光器が取り付けてあるためか少し重さがあるようですね
少し前に発売され、話題になった「Brim PANEL A」が
サイズが30cm×30cm・重さ400gとなっているため少し小さくてやや重い製品のようですね
認証
GL-BOARD 5000は4つの認証が取れています
PSE
→国内での安全規格に適合
ETL
→北米の安全規格または衛生規格に適合していること
CE
→EUのEC指令に適合
IP65
→電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級
後ほど詳しく解説します
これだけ認証が取れているので安全面では安心できそうです
付属品内容
製品の中身はこのようなものが入っています
- GL-BOARD5000本体
- V字フック付きワイヤー×2セット
- フック付きリフト(ラチェットロープ)×2セット
- ユーザーズマニュアル(日本語)
本体とパネルを吊るためのワイヤーとラチェットロープが入っています
一般的なパネルライトの付属品と同じようなものが入っているようですね
特徴1|SAMSUNG LM301Hを搭載
LM301BとはSAMSUNGが2019年に発表したLEDチップで
植物育成用途に特化して開発されたLEDチップです
高い効率性とバランスのとれたスペクトルを維持し、高い出力と効率性を発揮してくれます
使用されている育成ライトを調べてみると少し高めなLEDパネルライトにも使用されているようです
特徴2|高いPPFDで効率よく育成できる
GL-BOARD5000は価格のわりに高PPFDになっています
PPFDが高いため効率よく植物を育成することが期待できます
価格帯・消費電力は違いますが人気の製品と比較してみます
消費電力:45W
センター部(距離20cm時):PPFD532
GL-BOARD5000だけ公式のPPFD参考値の照射距離が25.4cmとやや遠いですが
それでもセンター部がPPFD1211と高い数値を表しています
怪獣フレア301にも引けを取らないのではないのでしょうか
特徴3|4段階の調光機能がついている
GL-BOARD5000は高価なパネルライトについている調光機能がついています
調節は4段階で100・75・50・25%と調節可能です
調光機能は無段階ではなく固定式になっています
調光レベルにごとの消費電力の比較
GL-BOARD 5000の消費電力を同じく調光機能のついている「怪獣フレア301」と比較してみました
GL-BOARD 5000(固定式) | 怪獣フレア301(未段階式) | |
---|---|---|
100% | 100w | 119w |
75% | 75w | 106w |
50% | 50w | 56w |
25% | 25w | 20w |
比較してみると、75%以上の調光レベルでは怪獣フレアのほうが光量が強いようですね
50%ではやや弱いくらい、逆に25%ではGL-BOARD 5000のほうがやや強いようです
価格は怪獣フレアのほうが倍くらい高いためこの辺はしょうがないところですね
調光レベルによってはドライバ温度が高温になる
公式の販売ページにも書いてありますが調光レベルによってはドライバが発熱により高温になるようです
調光レベル | 消費電力 | ドライバ温度 |
---|---|---|
OFF | 0w | 常温 |
100% | 100w | 55℃ |
75% | 75w | 48℃ |
50% | 50w | 43℃ |
25% | 25w | 35℃ |
こちらは販売ページより抜粋したものです
調光レベル75%・100%は48℃以上まで温度があがるため素手で触るとヤケドの恐れがあるレベルまで上がるようです
ドライバ自体はこの発熱の仕様を想定した設計をされているのですが、触れてヤケドの可能性も否定出来ませんので注意が必要です
特徴4|電気製品の防水・防塵性能規格であるIP65
この製品はIP65をとなっています
この表示は数字の前側が防塵性能、後ろ側が防水性能の等級となっており
防塵性能は0~6等級中の6防水性能は0~8等級中の5となっています
IP65の場合
・防塵形なので粉塵が内部に侵入しない
・いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響をうけない
この表による等級ごとの性能をみると、植物を育成するに当たっては特に問題のない性能のようです
パネル部分の防水対策
パネルLED表面には専用の耐水用接着剤で全面保護コーティングされているため、水が侵入しないように製造されています
これにより、LEDが外気にさらされないため製品寿命を延ばす効果も期待できます
また、LEDドライバとパネルLEDの間の配線コードを無くしたことで、ショートの危険性を軽減させているようです
特徴5|PSEマーク記載
PSEマークとは、国内で使用する際に電気製品が安全性を満たしていることを示すマークになります
よくわからない海外製のLEDライトは記載されていないものもありますが
GL-BOARD5000は問題なく記載されていますので安心して使用できます
まとめ|高価格帯パネルライトにも引けをとらない性能と機能
いかかでしたでしょうか?
価格も約1万円ほどで高価格のパネルライト並のPPFDの照射量を実現
また、調光機能や防水・防塵性能、PSEもついていて安心して使用できるパネルライトなのではないかと思います
自分も奥さんの許しが出ればすぐにでも購入したい製品です
HaruDesignオフィシャルサイトでの購入でいくらかお安く購入できますのでこの気になる方はぜひサイトを覗いてみてくださいね!
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