BRIM(ブリム)さんから最近発売され、インスタ界隈でも注目が集まっている「PANEL A」
出たばかりということもあり使用している人もまだ多くありません。
パネルライト自体も最近になって徐々に種類が増えてきましたがまだまだ発展途上です。
そんなBRIM PANEL Aを自分も実際に購入してみました!
短期間ではありますが使用してみたレビューをしたいと思います。
こんな疑問を解決
- BRIM PANEL Aがどんな感じか知りたい
- 使用した時の実際の電気代はどれくらい?
- 実際の使用感が知りたい
こんな悩みを解決していくよ!
この記事の内容
ちなみにこれを書いている自分はこんな植物歴になります!
この記事の信用性
- 現在100以上の植物を育成中
- アガベ・パキポディウムの育成歴2年以上
BRIM パネルライトでの成長比較
LEDライトで気になるのは実際に成長するのかですよね?
使用開始時から2ヶ月以上経過したアガベの成長を比較してみます。
チタノタ 姫巌竜
楊貴妃
ご覧の通りどちらも歯数が増えて健康に育っています!
秋まで外管理していたレッドキャットウィーズルも
ちょっと葉が伸びてるかな~と思っていたのですが室内LEDに変わってから
ちゃんと鋸歯が荒々しくなってかっこよく育っています♪
室内管理での植物の成長に期待ができます!
この記事で紹介するのはこちら!
BRIM PANEL Aの商品概要
ここでは「PANEL A」という商品はどういったものなのかを解説しています。
製品の種類・価格・製品の使用をご紹介します!
製品の種類
PANEL Aですが製品は45W温白色と45W白色の2種類あります。
自分は今回45W温白色を購入しました!
なので今回のレビューは45W温白色について解説しています。
価格
製品価格は以下の通りです。
現在ではAmazon・楽天で購入可能となっています。
枚数 | 45W温白色 | 45W白色 |
1枚 | 3,745円 | 3,745円 |
2枚 | 6,980円 | 6,980円 |
どちらを選んでも値段は一緒ですね
2つの違いは色温度です
この記事で紹介しているのはこちら!
製品仕様
消費電力 | 45W(500W相当) | 色温度 | 3700-4000K(温白色) 5200K(白色) |
定格電圧 | 100V | 照度 | 下記別テーブルにて |
LED数 | 252個 | PPFD | 下記別テーブルにて |
波長 | フルスペクトル | LED寿命 | 30000時間 |
演色性評価数 | Ra90-94 | 寸法 | 縦29cm×横29cm |
力率 | 0.65 | 重量 | 600g |
照度とPPFDに関しては照射距離によって変わってきます
公式から出ている距離別の数値はこちらになります
照射距離 | 照度(中心点) | PPFD(中心点) |
---|---|---|
10cm | 記載なし | 964 |
20cm | 34500 | 532 |
30cm | 18600 | 284 |
40cm | 12200 | 187 |
50cm | 8660 | 記載なし |
こちらは公式での照射距離ごとのPPFD平面図です
照射距離が10cm変わるごとに中心部は6割程度に下がるようです
Q.照度とPPFDって?
A.照度とは、空間の全体の明るさを示していて単位は「ルクス」で表されます
PPFDとは、光量子束密度(photosynthetic photon flux density)の頭の文字をとったもので、光の量をはかる単位です
青色および赤色の光が植物の光合成に必要でありこの数値は植物が光合成を行うために利用可能な光の量を表す数値になります
植物を育成するにあたり、照度よりもPPFDのほうが重要になります
付属品内容
パッケージ内容
- パネル本体(30cm×30cm)
- コード(パネルに接続済み、長さ2m)
- ワイヤースリング×1
- ラチェットロープ×1
- 取扱説明書
- 製品に関するお知らせ(カスタマーサポート記載あり)
- アンケート(回答することで1年間保証延長あり)※2023年11月現在
このようなものが入っています。
パネル本体
パネルライト本体とコード
梱包時は緩衝材に包まれ、四隅はカバーがつけられて破損しづらくなっています。
コードはパネルにすでに取り付けられており、壊れやすい接続部は保護処理されています。
LEDドライバーは絶縁型を採用しており、
電気ショックのリスクを低減し、ショート・過電流から確実に防御します。
電源はON/OFFのみで段階調節やタイマー設定などはできません。
Switch Botなどの別売りタイマーなどを使う際には物理スイッチでのON/OFFのみの方がとても使いやすいです。
ワイヤースリング
4つのワイヤーの先に小さい留め具がついていてパネルライトにつけて平衡を保つもののようです。
ワイヤーが結構長いので2段目以降の棚につけるには使いづらそう。
自分はワイヤーと大きなカラビナは使用していません。
ラチェットロープ
使用方法はイマイチ分かりません(汗
カラビナのついた紐の途中にストッパー付きの滑車ようなものがついていてパネルライトの高さ調節に使うみたいです。
取扱説明書・製品に関するお知らせ・アンケート
商品の取扱説明書と製品に関するお知らせの紙です。
使用上の注意や製品の特性などが書かれています。
こちらは製品に関するアンケートです。
QRコードをスキャンしてBRIM公式LINEとお友達登録することで
アンケートフォームにアクセスできます。
送られてきたトーク内の「保証期間延長申請をする」ボタンを押すと
このようなアンケートフォームが表示されるのでアンケートに答えてください。
アンケートに回答して保証期間延長申請をすると
購入日より1年間のメーカー保証+1年間の保証延長で
合計2年間のメーカー保証を受けられるようになります!
数分で終わるアンケートなのでやらない理由はないです
この記事で紹介しているのはこちら!
製品保証
BRIM PANEL Aの製品保証は以下の通りになります。
初期不良(購入より30日間)
- 万が一初期不良が見られる場合は返品・全額返金または無料交換
- 購入者都合による返品の送料は自己負担
メーカー保証(購入より1年間)
- 購入日より1年間のメーカー保証あり
- 条件は使用中の故障、性能が著しく低下したなど通常使用に支障をきたす場合
- BRIMさんの判断により返品・交換、または適宜その他の保証を対応
保証対象外となる場合はこちらになります。
保証対象外となるケース
- 取扱説明書に記載されている以外の誤った使用方法
- 不当な修理
- 改造による故障や損傷
- 製品の経年劣化
棚への取り付け例と使用感
製品を実際に自分の植物管理用のスチールラックに取り付けてみました。
自分の取り付け例を見て、ご自身のLEDパネルライト取り付けの参考になると嬉しいです。
棚のサイズ
自分が使用している棚のサイズは
横幅70cm×奥行25cm
元々植物用として買ったものではないのでたぶん小さめです。
照射してみての範囲
購入前はパネルライトの照射範囲のイメージがつきませんでした。
なので棚1枚分を全体的に照らすために試しに2枚購入してみました。
実際つけてみた結果、1枚でも中央につければ十分明るくて満遍なく光が当たるように感じました。
なので現在は1段でパネルライト1枚で照射しています。
温白色は思ったよりもオレンジっぽい光だなと感じました。
明るさは実際は画像よりも明るく感じます。
照射距離
現在植物にLEDライトを照射している距離です。
付属のワイヤーを使うと長すぎてつけられないため、ワイヤーについていた小さいほうのフックを直にパネルに付けています。
実際にどのように当たっているのか見てみよう!
棚ごとの照射具合
実際に取り付けてみて植物にどんな感じで光があたっているのか確認してみます。
ちなみに1段目と棚の高さは一緒です。
1段目はチタノタを中心としたアガベのみ。
一番距離の近いものが10cm、低いものでも15cmほどです。
2段目はパキポディウムも含めた子苗や実生など。
全体的に10~15cm範囲で、実生はもう少し低いです。
低いところでもちゃんと光は当たっているようにみえます。
今のところうちの環境ではライトによる葉焼けは起きてないよ
全体的な照射具合
現在の照射距離での全体的な光の当たり具合をみるために部屋の照明を消して、暗闇の中でパネルライトをつけてみました。
スマホの補正がかかってしまっている部分もあるかもしれないですが1枚でも十分光が当たっているのではないかと思います。
3段目は実際はもう少し暗いです。
照射パネルの熱さ
パネルを測ってどのくらいの熱さなのか測定したいのですがあいにく測定器を持っていません。
なので実際に触って確認してみました。
触ったのはライト照射開始から11時間経っているパネルライトの上部と外付けLEDドライバー部分です。
パネルライト部分に冷却ファンがないのに全然熱くないのはすごいですね!
実際の電力量・電気代は?
LEDパネルを設置してから下記の条件で数日使用してみました。
自分のLED使用環境
- LEDパネルはBRIM PANEL Aを2枚使用
- 照射時間は朝6時から夕方18時までの12時間
- 料金単価は36.6円で計算。(下記サイトの2023年12月21日時の東京電力の料金単価)
電気料金はこちらで計算しました。
結論!
- 1日の電気代は約40円
- 1ヶ月を30日として計算すると約1,200円となります
ちょっと奥さんには言えないな・・・(苦笑
では、実際に電気代はどのくらいかかっているのかをみていきましょう。
電気料金の計算方法
専用の測定器はないのですが使用しているSwitch Botプラグミニで消費電力を計測しているので、そちらを元に電力量と1日の電気代を算出してみます。
Switch Botのアプリ画面はこんな感じです。
では、実際に計算してみましょう
上のグラフから見て取れる24日の消費電力をサイトで計算してみると
1日の電気代は約40円でした。
掲載されている消費電力に差はない?
販売サイトで掲載されている消費電力と差がないのか調べてみました!
結論からいうと、記載されている消費電力とほぼ差はありませんでした!
なので想定している電気代で育成できそうですね!
本当に無いのかを確認してみました。
使用開始より1週間の電力量
日にち・曜日 | 1日の消費電力量(単位:kWh) | 1日の電気代 |
11/24(金) | 1.07 | 39.16円 |
11/25(土) | 1.02 | 37.33円 |
11/26(日) | 1.05 | 38.43円 |
11/27(月) | 1.07 | 39.16円 |
11/28(火) | 1.10 | 40.26円 |
11/29(水) | 1.09 | 39.89円 |
11/30(木) | 1.10 | 40.26円 |
1週間の消費電力量と1日の電気代を表にしてみました。
パネル2枚使用した際の1日の電気代は平均して約40円ほどかかります。
ちなみに…
サイトや説明書に記載されている消費電力は45Wとなっており、
これを自分の条件で計算してみると
パネル1枚を12時間使用した際の電気料金は約20円になります。
実際にパネル2枚を使用した電気料金が約40円なので、記載されている消費電力とほぼ差がないことがわかりました!
1ヶ月使用して実際の消費電力はどうだった?
使用から1ヶ月以上経ったので実際に1ヶ月使用した消費電力量と使用時間を見てみましょう。
条件は使用開始時と変わらずこの環境です。
自分のLED使用環境
- LEDパネルはBRIM PANEL Aを2枚使用
- 照射時間は朝6時から夕方18時までの12時間
- 料金単価は36.6円で計算(下記サイトの2023年12月21日時の東京電力の料金単価)
こちらはSwitch Botアプリ画面での12月の消費電力のグラフです。
2023年12月の消費電力量
- 消費電力量⇛33.13kWh(電気代は1,212.56円)
- 使用時間371時間5分⇛31日で割ると1日11.97時間
計算結果はこちらです。
12月は31日ありましたが実際の電気代も1ヶ月約1,200円と差異がないことがわかりました!
Amazonでの口コミをまとめてみました
PANEL Aを販売しているAmazonの口コミをまとめてみました。
評価は全体でみて約90%が良い評価がしめています。
まずは評価の良い口コミ内容から見ていきましょう。
評価の良い口コミ内容
- とにかくコスパが良かったです。YouTubeでおすすめしていたので購入してみましたが想像以上の明るさでよかったです。タイマーが設定できるのがよかったです。
- 実生用に購入しましたが、広範囲を明るく照らしてくれてとても使いやすいです。
保証もしっかりしており、安心して利用できる商品です。
取り付け方法はワイヤーをラックにそのまま引っ掛けて簡単に取り付けできました。- アガベや塊根植物を育てています。
強すぎなわけではありませんが、冬を越すには充分な光量だと思います。
成長期には照射距離を近くに変えれば問題なく成長できるかと思います。
この価格帯の商品の中では作りもしっかりしていて信用できます。- いろいろなLEDを使用してますが、この商品が1番多肉植物が育ちます。
発色がもう少し白い方がよかったので星4にしましたが、おおむね満足しています。- 照射距離20センチほどで3万ルクスくらいです!ご参考までに!
次に悪い口コミも抜粋してみましょう
評価の悪い口コミ内容
- 防水性能なしなので注意。
説明書に書いてある注意事項のたった12項目しかない中3項目が「防水はない」との内容の記載。
熱心に注意を促すならページ内に記載してほしかった。- ブラックフライデーで2つセットのパネルを購入したけど1つがついたり消えたりしてイライラする。
- バチッという音とともに電気がつかなくなった。最悪だ。
- 付属品のロープ・ワイヤースリングが同梱されていない。
検品を確認してから発送して欲しいのと商品の発送には紙袋くらい入れて発送してください。
1日配送遅延し、無理やりポスト投函され商品の箱が傷だらけでした。
まとめ【照射感も問題なく電気代もやさしい】
BRIM PANEL A使用してのまとめ
- 従来のパネル型の欠点だった接続部の保護とLEDドライバーを絶縁型変更して安全性UP
- 製品保証も問題なし(アンケート回答で1年間延長)
- 価格に対して抜群の照射性能
- 照射パネルが熱くならないので植物にも安心
- 電気代はパネル1枚・12時間使用で1日約20円
BRIM PANEL Aの個人的評価
照射パワーの強く、他にもっと良いものはたくさんありますが良心的な価格でこの性能だととてもコスパの良い製品だと思います。
玄人向きというよりは初心者・中級者向きのライトかと思いますのでLEDライトを始めて使う方やパネルライトを使ってみたい方にはとてもおすすめな製品かと思います。
この記事がLEDライト導入の参考になったらとても嬉しいです!
この記事で紹介しているのはこちら!
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