同じ多肉植物のエケベリアに比べて
アガベはなぜ高いの?
理由を教えて欲しい!
本記事では、アガベはなぜ高いのかという疑問に答えていきます。
- アガベの高い理由を知りたい
- アガベの中でも高級な品種は?
- 高いけど人気のある理由ってなに?
園芸店やホームセンターなどで並んでいるアガベを見ると他の植物と比べてアガベってなんでこんなに高いの?とまず思いますよね。
アガベを初める前の私も「なんでこの植物数千円も数万円もするの?」と同じように思いました。
その中でも特にチタノタという品種に関しては、そのかっこいいフォルムの人気からとても高い…。
アガベってなぜ高いのか?
早速ですが結論は、以下の7つが理由だと考えられます。
この様々な理由が組み合わさっているため、アガベは高い植物になっているんです。
この他に、
なども解説しています。
本記事を読むことで、アガベがなぜ高いのかを知ってもらい、納得したうえでアガベを育ててもらえると私も嬉しいです!
- アガベの高い理由
- アガベの中でも高い品種
- アガベが人気な理由
アガベの育て方はこちらの記事で解説
こと
- 「ことぶろぐ」を運営
- アガベを中心に植物の育て方を発信
- アガベ・パキポディウムの育成歴3年目
- 現在100株以上の植物を育成中
- ブロガー
- アニメ・読書・筋トレ好き
1.種を採るのに数十年の長い月日がかかる
1つ目の理由は、種を取るのに数十年という長い月日がかかること。
アガベの花は数十年に一度しか咲かない、とても珍しい花なんです。
大きなアオノリュウゼツランが開花するのはとてもレアなことで、記事に取り上げられることもあります。
アガベは100年に一度開花すると言われており、別名「センチュリープラント」と言われています。
しかし、実際のところ100年に1度の開花というのは大げさで、日本では遅くても30年~50年ほどで開花するようです。
それでも人間の寿命から考えるととても長い年月がかかりますよね。
アガベの花から種を採ることはとても難しい
アガベが開花するまで時間がかかるということは、種を採ることが難しいということです。
アガベから種子を取るためには開花を待って受粉させなければなりません。
ですが、アガベの花がいつ咲くのかは誰にも分かりません。
それに、種子を取るための交配には2つのアガベの花が必要となるため、タイミングを取るのがとても難しいのです。
そのため中々種子が取れず、繁殖させるのに時間がかかるのです。
アガベが種子から花芽が出すまでの期間
アガベを種子から育てて花芽を出すまでに、おおよそこのくらいの時間が必要となります。
- 種子から子株になるまで
⇛1~2年 - 子株から親株の大きさになるまで
⇛2年以上 - 親株が花芽を出すまで
⇛数年~数十年
ものすごく時間がかかりますよね・・・。
アガベは大きさが変わるのに年単位で考えるくらい成長が遅いのです。
2.増やすまでに時間がかかる
2つ目の理由が増やすまでに時間がかかることです。
実はアガベは交配以外での増やし方があるんです。
これらの3つの方法で増やすことができるのですが、種子との増え方はだいぶ違いがあります。
アガベの種子は一度に沢山できるので一気に数が増やすことができます。
しかし、種以外ではどの方法をとっても増えるのは数個~十数個までしか増やすことができません。
しかもランダムなため、全く出ないことも珍しくありません。
これらのことからアガベを増やすにはとても時間がかかると言えます。
以下は種以外でのアガベの増やし方です
株分け
株分けは親株の根本から出てきた子株(カキコ)がある程度育ってきたら採集することです。
子を吹きやすい品種や個体によってはたくさん子株を出してくれるのですが、反対に出ないものは全然子株を出してくれません。
こればっかりは株次第になりますので育成の仕方で増やせる訳ではありません。
胴切り
胴切りはアガベの増やし方で、最もポピュラーな方法です。
中株程度の大きさになった親株の成長点より下の部分に刃物を入れて切り取ります。
切り取ることで上部を残し、成長点を切り取った下部から子株を無理やり吹かせる方法です。
上手く胴切り出来ると上部が残り、再度発根させれば上部も継続して育てることができます。
胴切りのやり方はこちらで解説
縦割り
株自体を成長点ごと縦に真っ二つに切る方法です。
品種によっては成長点が低すぎて胴切り出来ないものもあるため、その場合は縦割りで増やします。
縦割りは株を半分に切ってしまうため親株をそのまま生かすことは出来ません。
大事な株を半分に切ってしまうのでなかなか勇気のいる方法です
縦割りってなんなのと思った方や縦割りの詳しい方法を知りたいという方はこちらの動画がおすすめ。
塊根植物やアガベを生産・販売しているmanas manakaさんが、縦割りのやり方を分かりやすく解説されています。
3.成長が遅い
3つ目の理由は成長が遅いからです。
アガベは品種にもよりますが全体的に成長が遅いです。
30cmを超える大株になるまでには早くても数年かかってしまいます。
大きくするまでの手間暇がかかるため、価格が高くなる傾向があります。
4.輸入にコストがかかる
4つ目の理由が輸入にコストがかかることがあげられます。
植物の輸入にはこれらのコストがかかります。
アガベを含め植物は、海外から輸入されているものも沢山あります。
現地のワイルドな姿が人気がある品種や、海外の環境でないと荒々しい形にならないものもあるためです。
また海外のナーセリーは育成に適した気候や環境で育てることができます。
そのためクオリティの高い株が多く、それを輸入をするにあたりさまざまな経費や手間がかかるため輸入原価が高くなります。
そのため植物が高価になってしまうんですね。
ここからは輸入にかかるコストについて詳しく解説していきます。
輸入には輸送費がかかる
アガベを運ぶために輸送費というものが発生します。
海外からの輸入するには船や飛行機が利用されるためですね。
輸送費はこのようなものがあげられます。
- 輸送費(航空・海上・陸路)
- 輸送する植物の種類(サイズや重量、希少性や特殊な管理)
- 梱包費用
- 輸入関税
- 税金
- 植物検疫手数料
- 保険
- 代理店への手数料
輸送費は株の数が多くなるほど各種費用も増えていってしまいます。
ワシントン条約(CITES)によって規制されている
アガベの一部の種類は絶滅のおそれがあり、ワシントン条約(CITES)で規制されている品種があります。
そのため輸入する場合には、現地にて植物検疫証明書など沢山の書類を提出してもらう必要があり、手数料が発生します。
ワシントン条約で規制されているものとして、アガベ類では附属書ⅠとⅡに該当する品種があります。
附属書による規制の内容は下記の通りです。
このワシントン条約で規制されている品種を輸入する場合、種にとって輸入取引が有害でないことを証明する必要があるのです。
なので、現地にて必要書類の用意や提出の手間がかかるため、輸入の際に手数料が発生してしまいます。
検疫証明書の取得には約1万円以上の
手数料がかかるみたいです
植物の検疫により株が廃棄になる
植物の海外輸入にはいろいろなリスクが発生します。
その1つ目が植物検疫による植物のロストです。
海外からきた植物を日本国内に持ち込むには輸入検査をし、検疫を通過しなければなりません。
画像は下のサイトより抜粋
なぜ検疫が必要なのか?
検疫が必要な理由は海外から国内への病害虫の侵入を防ぐためです。
自然の土壌にはさまざまな病害虫が潜んでいます。
そのため、アガベに限らず輸入する植物は土がついていると検疫を通過することができません。
検疫の対策として、輸出元で根をすべて切ったうえで洗浄する必要が出てきます。
1つ1つ処理をする手間がかかるので、植物の個数に対して手数料を取られることもあるようです。
検疫は大変だけど国内の農業生産を守るにはとても大切なことです
しかし、きちんと処置をしても検疫を通らないこともあります。
また、検疫以前の問題で海外の取引業者による書類の不備や検疫対策の甘さから検疫が通らないということもしばしばあります。
検疫を通らなかった植物は国内に入れることができないため、植物防疫法により廃棄されてしまいます。
輸送中の取り扱い不備により株がダメになる
輸入によるリスクの2つ目が輸送による植物のロストです。
無事検疫が通っても輸送中の環境が悪いと、株が傷んでしまうこともあります。
原因として考えられるのは次の通りです。
- 気温
- 梱包状態
- 梱包前の株の状態
- 輸送中の取り扱い方・紛失
これらの原因により、手元に届くまでに植物がロストしてしまう可能性があるんです。
植物がダメになると植物代と輸入にかかる費用を回収することができなくなります。
そのため、販売株に価格を乗せて販売する必要が出てくるため価格が高くなっている面もあります。
5.希少品種のため付加価値がかかっている
5つ目の理由が希少品種のため付加価値がかかっていることです。
希少価値の高いアガベは入手がしづらいため、付加価値により値段が高くなります。
人気はとても高いので欲しい人はたくさんいる。
しかし数が少ないため、一般に出回るまで個体を増やすのに時間がかかる。
需要と供給が合わないためアガベの値段が高くなってしまいます。
希少価値の高い品種とはこういったものを指します。
- 自然界で偶然交配されていて新たに発見されたもの
- 育成家が交配させて作出されたもの
- 突然変異により姿が変わってしまったもの
これらはどういったものなのかをもう少し詳しく解説します。
ハイブリット品種の存在
ハイブリット品種とは、開花したアガベの花に別の品種の花粉を交配することで作られる全く違った特徴を持った品種です。
ハイブリット品種は、「1.自然界で偶然交配」されたものと「2.育成家が交配させて作出されたもの」が存在します。
ハイブリット品種のメリットは新しい個体ができる
ハイブリット品種のメリットとはなんなのか。
それは、それぞれの品種の特徴が出ている個体ができるところです。
例えば、耐寒性がとても強いけど形が普通な品種×耐寒性は普通だけど形に特徴のある品種
これを交配させることで耐寒性が強く特徴のある容姿をもった新しい個体ができたりします。
ドラゴンボールのフュージョンみたいなものです。
とても夢がありますよね!
ハイブリット品種のデメリットは難しさ
理想の新しい品種を作れるというメリットのうらにデメリットもあります。
それはとても難しいということです。
アガベの花自体がいつ咲くかわからないもの。
交配させたくても花が咲かないことには交配できません。
タイミングよく交配出来たとしてもうまく受粉できず失敗してしまうこともあります。
しかも、必ず思っている通りの個体ができるとも限りません。
海外の作出家の方たちが、長い年月をかけて失敗を繰り返しながらやっとの思いで作り出されるのがハイブリット品種です。
その大変な手間を考えると新しく出たばかりの品種の価格が高くても仕方がないですね。
斑入り品種
斑入り品種とは、通常の品種と特徴の異なる変種と呼ばれる個体です。
吉祥冠錦のような斑が入っている状態で数多く普及している品種は例外ですが、
通常では入っていないものに明確に斑が入るとそれだけで希少性が高くなり値段が倍以上になったりします。
上記であげた「3.突然変異により姿が変わってしまったもの」の1つですね。
ちなみに斑入り品種とは、
植物においてもともと単色で構成される組織が、本来持っている色つまり緑色の一部が白や黄色あるいは赤の模様になることを指すこと
Wikipediaより
例えるなら、ポケモンの色違いのようなものです。
自分はこの斑入り品種が大好きで、珍しいものがあると欲しくなります
石化(モンストローサ)
石化「せっか」と読みます。
どちらかというとモンストローサやモンストと呼ばれるほうが多いです。
この石化した個体も希少なため高値になったりします。
何らかの突然変異により通常成長点が発生しないところに多数発生する状態のことをいいます。
こちらも上記の「3.突然変異により姿が変わってしまったもの」に該当します。
通常のものとは形が異なるため、変態株が好きな一部のマニアにはとても好まれ、高値で取引されたりします。
6.特徴的な個体により付加価値がかかっている
6つ目の理由が、特徴的な個体により付加価値がかかっているためです。
アガベが高価になる要素の1つとして、他よりも特徴的な個体に付加価値がかかることがあります。
一例ですが、下記のような品種があげられます。
- ユタエンシス・エボリスピナ 陽炎(かげろう)タイプ
→90度近くうねうねと曲がったトップスパイン - ホリダ 陽炎(かげろう)タイプ
→エボリスピナと同じようなタイプ - チタノタ ハデス
→長いトップスパイン
- イシスメンシス 1本刺し
→トップスパイン以外の鋸歯がない - チタノタ 白鯨
→白い鋸歯 - イシスメンシス 兜蟹
→連棘
- 笹の雪ダルマ葉タイプ
→短く横に広い丸葉 - チタノタ ジャガーノート
→厚葉で広く丸い葉
微妙な違いのように感じますが、それがアガベラヴァーにはとても大きな価値に感じるのです。
チタノタの存在
この特徴的な付加価値に追い風を吹かせ続け、値段を上げ続けているのがチタノタです。
上記でも何種類か例にあげましたが、他のアガベと違って本当に細かな違いから色々な名前がつけられたチタノタがここ数年で数多く出回っています。
チタノタに関しては、学名としてちゃんとした名前がついているものは少なく、ほとんどが園芸品種名として流通しているものです。
海外でつけられた名前でそのまま輸入されたものや、個人が実生から育成したものの選抜株を管理するためにつけた名前も存在しています。
選抜されたものなので形がよくカッコいいものが多いので高値で販売されていることもしばしば。
ですが、最近ではノーネームという名前はないけど特徴が出ている選抜株も人気がでてきています。
中々に混沌としている状況ですね・・・。
7.ブームのため高い値段で売られている
7つ目の理由は、ブームのため高い値段で売られていること。
アガベ歴の長い方はご存知でしょうが、アガベブームは昔から何度も起こっているようです。
近年はコロナの巣ごもりで、人との交流が無くても楽しめる園芸関係が人気となり、そのまま今に至っています。
人気があり需要もあるので、人気のある品種を増やして高値で売る人もいれば、それを値段が高くても買う人も多くいるのが現状です。
そのため相場の値段がつり上がり、全体的に値段が高くなってしまうという悪循環が起きています。
同じ趣味を共有できるという反面、インフレが起きてしまっているのも考えものですね。
希少なため値段が高い品種の紹介
ここからはアガベの中でもレアな品種のため、値段がとても高いとされる品種をご紹介。
中には育成が自体がとても難しいものもありますので初心者が育てるには注意が必要です。
氷山
笹の雪という品種の白覆輪斑です。
葉の縁が雪のように白い覆輪斑になっており斑の幅が広いのが特徴です。
とてもキレイな品種ですが成長がとても遅く、中々増えません。
Q. 氷山はなぜ成長が遅いのか?
A. 成長の遅い要因として考えられるのが葉っぱ全体に対して斑の面積が広いためです
斑の部分には葉緑体がないため、範囲が広いと植物が光合成によって養分を多く作れません
そのため成長が遅いのです
2023年現在で、数センチのカキコで1万円を超える高価な品種です。
自分も子株を持っていますがとても成長が遅いです
でも大きくなった時の姿がとても楽しみでもあります
アガベ ピンキー
別名 王妃笹の雪A型 覆輪錦。
フィリフェラの変種で、名前に「王妃」とついていることから矮小種になります。
とても小さく、鮮やかな黄クリーム色の覆輪斑が特徴です。
メキシコで偶然発見され、日本にはじめてきたのが2株のみで現在あるものはそのクローンではないかと言われています。
覆輪斑(ふくりんふ)とは❓
葉の縁に斑が入っているという意味です
矮小種(わいしょうしゅ)とは❓
コンパクトな形であまり大きくならない種類のことです
個体数がとても少なく、増やしづらく、管理が難しいという3つのことからとても高額となっています。
実物を見たことがありますが、その時で十数万円で販売されていました
販売者の方もちょっとした環境の変化で一気にダメになってしまうのでとても難しいといっていました
オバティフォリア・オルカ
超巨大品種、オバティフォリアの斑入り品種です。
メキシコ オアハカ州の山中で発見されました。
標高1100m~2100mと高い山に分布しているので、寒さにも強いです。
幅広の覆輪斑が特徴で、超大型品種なので地植え向きになります。
比較的最近発見された品種のためまだまだ流通量が少なく高価です。
ユタエンシス・エボリスピナ
ユタエンシス・エボリスピナは元々あるユタエンシスの地域変異種の1つです。
原産地はアメリカ カリフォルニア州ノパ山脈。
エボリスピナという名前の由来は「アイボリー色のトゲ」という意味です。
高温・多湿が特に苦手で育成がとても難しいと言われています。
形の良い株のほとんどが輸入株の場合が多く、ベアルートで入ってくるため発根管理が必要となります。
発根もとても難しく、数ヶ月以上発根管理をしているというのをよく聞くのでベアルート株よりも発根済みのものはとても高額になっています。
トップスパインがうねうね曲がっている陽炎タイプはカッコよく人気もあるためさらに高額となっています。
パリートランカータ ライムストリーク
パリートランカータの斑入り品種で、特徴である幅広い丸葉で赤黒い鋸歯に黄色い覆輪斑が特徴。
斑入り品種のため個体数が少ない上に、トランカータは成長が遅いため子を吹くまで時間がかかります。
そのため中々個体数が増えず、価格が高くなっています。
高くても人気なアガベの魅力の理由5点
なぜ他の植物に比べて高価なアガベが今とても人気なのでしょうか?
それは以下の理由が考えられます。
1.とても丈夫でなかなか枯れない
アガベは長い期間、水をあげなくても枯れない強靭さを持っています。
元々は乾燥地帯に自生しているため、水やり頻度は少なくて済みます。
観葉植物などと比べると毎日の管理の手間がかかりません。
去年の実験で根っこの無い状態で冬のはじまりから春先までの4ヶ月間、室内で適当に転がしておいても冬越しできました
また、株に大きなダメージが出ても適切に処置をすれば仕立て直しすることも可能です。
成長点をえぐりとったり、半分に切っても葉が出てきたり子株を吹いたりします。
もし枯れたりしたとしても、最後の力で子株を出したりするくらい子孫を残す能力がとても高いです。
それを活かしたアガベ特有の増やし方が、2.増やすまでに時間がかかるで説明した胴切りや縦割りになります。
アガベの独特なフォルムが人を魅了する
アガベの独特なフォルムは、人々の興味を引きます。
アガベといえばやはり、葉に付いた鋭いトゲ。
葉の先端から始まり、縁へと続く無数のトゲが荒々しさ、時には美しさを感じさせます。
さらに、アガベの魅力の一つは、整ったロゼット型に葉を展開していく点です。
葉数が増えてボリュームのある株に成長すると、目を奪われるほど美しく、いつまでも見ていたくなるほどです。
形はどれ一つとして同じものがなく、株ごとに唯一無二の個性を見せます。
育て方次第で姿が変わる楽しみ
育成の仕方や環境によって形が大きく変化します。
適切に管理しないと葉が伸びたり、傷んだりします。
自分好みの姿に出来るように、試行錯誤しながら育てていくのがとても楽しいです。
例えば、この子株が
1年後に・・・
こうなります!
別のものを載せている訳では無く、今年の成長でここまで変化しました!
この変化がとても面白いんです!
コレクション性がある
現在アガベは300種類以上あるとされており、他にも亜種や変種も合わせると900種類以上あるといわれています。
そのため持っていない品種をみると、ついつい集めたくなります。
形も唯一無二なため、次来た時にまたあるか分からないと思い、ついつい購入してしまうのです。
一期一会は購入する時の免罪符ですね
また同じ品種でも、個体によって姿かたちが全然違うこともあるので、好みのものがあると集めてしまいがちになります。
アガベを通して交流が増える
アガベを育てるという趣味から人との交流が増えるのも魅力の一つと言えます。
アガベはまだまだマイナーな植物です。
そのため、趣味で育てている方が少ないため、知識を共有したいと交流が盛んです。
主にSNSでの情報発信をしている方が多いため、そこで知り合った方との交流が多くなります。
アガベという趣味を通じて、日本全国の人と共通の会話をしたり、交流したりできるのはアガベという植物の魅力の一つと言えるでしょう。
まとめ|アガベがなぜ高いかは7つの理由が組み合わさっているため
以上が、アガベがなぜ高いのかという理由の解説でした。
足を踏み入れるとちょっとやそっとでは抜け出せないアガベ沼。
まだ初めていないけど興味のある方、ぜひ園芸店やホームセンターなどで実際に見て触れてその良さを感じていただけると嬉しいです。
とはいっても全部の品種が高いわけではなく、
普及しているものや子株なんかは数百円~数千円で購入できるものもあります。
こちらの記事では、初心者向けの育てやすい品種を紹介していますのでよかったら参考にしてみて下さい!
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